国際穀物理事会(IGC)拠出金
事業の目的
国際穀物理事会(IGC)は、穀物・油糧種子・米・豆類を含む20品目以上について、貿易取引・市場動向の情報を日次で提供している政府間組織である。IGCは穀物の輸出入、輸送状況、ボトルネックを週次で把握できる穀物海上輸送ダッシュボードを運用しており、穀物貿易に関するデータの透明性向上に寄与している。本事業ではこのダッシュボードを拡張・発展させて特定の指標を設定し、地政学的課題や突発的な自然災害等によって引き起こされる穀物貿易の混乱や途絶といった危機的状況の事前予測及び早期警報へ役立てる事を目的としている。
事業の概要
既存のダッシュボードを、穀物貿易・物流の混乱予測及び早期警報を可能にする「貿易・食料安全保障ダッシュボード」へと転換する。具体的には、港湾効率や港湾混雑、主要チョークポイントの通過状況といった指標を作成・テストし、潜在的な物流混乱を予測する指標を設定するほか、これらの指標を基に、我が国向けの貿易・食料安全保障ダッシュボードの開発(主要供給港依存度、関連港での積み降ろし速度、主要供給国の貿易政策動向監視など)を行い、得られた知見をケーススタディとして情報提供する。また、世界の穀物・油糧種子の約90%が海上輸送であり、平均航海期が約30日のため、一定量が常時海上に存在していることを利用した、混乱発生時に備蓄の代替となる国際的な対応メカニズムを検討する。こうした取組を活用する形で、IGCが培ってきたステークホルダー間の議論・対話の場を利用して協調行動ガイドラインを策定する。
公金受給・契約先情報
支出先照合支出先の個別開示対象外、または省庁直営の人件費・庁費などの直接執行事業です。
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